代表理事挨拶

協同のチカラで、食品の品質・衛生管理、 中小食品製造業の価値創造を応援します。

この事業協同組合・JASMEQは、2005年3月に設立されました。その後、いくつかの困難な時期に直面しましたが、組合員・賛助会員をはじめ、多くの皆様方の協力を得まして、現在では、積極的な事業活動を推進し、着実な歩みを続けております。組合の会員企業は、生活協同組合「パルシステム」との取引を基盤とした中小食品製造業者・卸業者が中心です。その中小メーカーが、自らの手で食品の「品質・衛生管理」の向上を実現しようと結束し、設立した「協同組合」です。

時代環境の変化は、めまぐるしいものがあります。特に生活協同組合との取引におきましては、いままで「尊敬」と「信頼」をベースに築き上げてきた対等なパートナーシップ関係ですが、社会的責任の増大や情報公開の重要性の観点から、もう一段レベルの高い食品の製造を通じた「信頼関係」が求められています。

私たち中小食品製造業者は、その事業規模に特有の様々な課題(資金調達、販売先分散化、後継者問題、人材育成等)がありますが、従来の取引関係に甘えることなく、自らの意志で相互扶助の精神にもとづいた工夫とアイデアで、品質管理や仕様書管理のサポートシステムを多くの仲間たちと造り上げてまいりたいと考えております。

これからも、組合員・賛助会員のご参加を期待するとともに、今後とも変わらぬお引き立てを賜りますよう、お願い申し上げます。

協同組合JASMEQmessage_img01
代表理事 梶 俊夫
2013年11月・記