新年のご挨拶
皆さま、明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
組合員の皆さま、賛助会員の皆さま、ご協力いただいた多くの食品メーカーの皆さまに支えられ、昨年も順調に組合運営ができましたこと、深く感謝申し上げます。
昨年一年間を表す漢字が「災」となりましたが、一昨年に引き続き昨年も「災害」の多い年でした。冬は北陸地方などの豪雪、夏は猛暑で「災害級の暑さ」という言葉が新語となりました。「平成30年7月豪雨」では、西日本を中心に中部地方から北海道まで、広範囲にわたり被害が拡大し、死者が200人を超える大災害となりました。大きな地震も各地で起こりましたが、中でも北海道では観測史上初めての震度7を観測し、多くの方が亡くなりました。北海道全域で丸一日停電となり、農作物や畜産、物流などに大きな被害がでました。私たちはあらゆる災害を想定し、それに備えていかなければならないと強く思った年でした。
そしていよいよ今年は平成から新しい年号に変わります。10月には消費税も10%に上がりますが、食品は軽減税率が適応されるなど、様々な対応が必要とされます。さらに2020年の東京オリンピック開催に向けても、いろいろと環境が変わる、変革の年となることでしょう。
JASMEQでは一昨年「JASMEQ認証制度」をスタートさせ、3社に取得していただきました。さらに1社が現在取得中です。「食品衛生法」が15年ぶりに大幅改正され、HACCPに沿った衛生管理の制度化が中小企業にも求められています。ぜひ皆様にも「JASMEQ認証」の取得に取り組んでいただきたいと思います。
さらに今年も「商品事故削減会議」等、品質の安全を考える学習会などを開催してまいります。品質管理のわかりやすいパンフレットの作成にもとりかかっております。また、通信教育も継続して実施しておりますので、多くの皆さまに受講していただきたいと思います。
皆さまのご健勝とご活躍をお祈りいたしまして、新年の挨拶とかえさせていただきます。
どうぞ本年も「協同組合JASMEQ」をよろしくお願い申し上げます。
代表理事 梶 俊夫
2019年01月07日 カテゴリー: お知らせ